あこがれの山岳ツーリング
2026年1月投稿
あこがれ
新潟県の越後三山の東側に位置する奥只見湖。その周辺には登山者に垂涎の山々があります。
かつてアプローチが遠く秘境の地であった未丈ガ岳(1553m)、奥只見湖からそそり立つ秀麗な荒沢岳(1969m)、尾瀬のさらに奥に位置し長大な尾根を登り池塘や草原の広がる平ガ岳(2140m)です。私にとってこれらの山は若い頃からの憧れでいつかは登ろうと思っていましたが、歳を取って現在の体力や気力ではとても無理なのです。
そして、これらの山々へのアプローチに山岳道路が通じています。登山は無理でも登山口までなら自動車で何とか行けるだろうと思うようになり、いつの日か福島県の桧枝岐から尾瀬御池ロッジを通って奥只見に抜ける山岳ツーリングにチャレンジしようと思っていました。
2025年10月に新潟県六日町に行く機会があって、魚沼ICを降りて奥只見シルバーラインを通って銀山平に至り、さらに奥只見湖の湖畔を走って福島県の尾瀬御池ロッジ、桧枝岐に抜ける山岳ツーリングを行いました。
山岳ツーリング
10月21日(火) 全行程190Km 所要時間6時間30分
六日町出発 8:00 ~ 銀山平 9:15 ~ 鷹ノ巣 10:35 ~ 平ガ岳登山口 10:41 ~ 羽鳥湖高原着 14:30
六日町のホテルで温泉と新米の魚沼産コシヒカリを十分堪能して出発しました。10月後半だというのに新潟県六日町の紅葉はまだまだでススキの穂や柿の実が秋を感じさせてくれる程度でした。
長いトンネルの奥只見シルバーラインを抜けて銀山平に到着すると小雨が降っていました。ここも紅葉はほとんどみられません。
銀山平を過ぎると山の中をただただ走る狭く曲がりくねった道になります。
奥只見湖の湖畔を走るとやがて晴れて、少しづつ紅葉が見えるようになりました。
途中、湖を見渡そうと思ったのですが、先は長いので30分毎に休憩をとるようにスケジュールして走りに専念しました。狭い道路で時々対向車があって危ないと思い、助手席の妻にナビゲーションをお願いしました。コーナーの先々を見てもらい対向車が来てないかを確認してもらうようにしました。大型トラックが3台も通り、その都度、車をバックして道を開けざるを得ませんでした。
途中、スラブの岩肌の急峻な谷にいくつもの滝が見える所(滝の沢)や、登行欲をそそる岩峰や山肌があったりしてさすがに車を止めて写真を撮りました。
奥只見湖を離れて鷹ノ巣という山間の少し開けたところを通り、平ガ岳の登山口で休憩しました。ここから平が岳山頂までなんと6時間30分の歩行時間です。鷹ノ巣にはロッジや人が住んでいた建物があります。いったいどんな生活をしていたのでしょうか。
鷹ノ巣から尾瀬御池ロッジに降りる道路は紅葉が真っ盛りで、まさに黄色や赤色の錦織のような光の中をただただ夢中で自動車を走らせました。こんな経験は初めてです。緊張感から疲れていたこともあり、尾瀬御池ロッジまでの下りはかなり長い印象でした。
尾瀬御池ロッジからは2車線で走りやすく、かつて尾瀬や会津駒ヶ岳登山で通ったことがあるので、緊張感のないゆったりのドライブになりました。

奥只見の地図
今回のルートがすべてのっています。平ガ岳登山口にあった地図です。

銀山平
銀山平の遊覧船乗り場です。この時天候が悪く、荒沢岳方面の稜線は見えませんでした。


魅力の沢や無名峰
写真1は、V字状の急峻な沢で上部には滝がいくつもかかっていました(滝の沢)。
写真2は左の岩峰や右の側陵が急峻で素晴らしい景観でした。

鷹ノ巣
鷹ノ巣という少し開けたところで休憩をとりました。かなり奥地で生活するには大変そうです。
写真2は平ガ岳の登山口です。ここまでバスが来るとは思いもよりませんでした。1日4便です。

尾瀬御池ロッジに向かう
途中 美しい白樺のある耕作地があり、耕運機が動いていました。のんびりした雰囲気ですね。ソバを育てていたのでしょうか?



