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桃と花入
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スーパーの花売場に在庫処分で20%引きになっていた桃があり購入しました。私が桃の枝を購入したのは初めてです。 普段、わが家の庭に咲く水仙、サザンカ、梅、ツツジやザクロなどを生けてます。また、羽鳥湖高原では散歩時に野の花を採取してお気に入りの花入れに生けて楽しんでいます。仏花を除いて花を購入することはなかったのです。
 早速、美濃伊賀の花入れに生けてみました(下記写真1)。この独特な形の花入れは、早春に岐阜県大萱にある守谷宏一さんの陶房を訪れた時に玄関に桃の花を入れて飾っていたもので、まさに春の訪れを待っているかのようでした。大萱の地は山の中で春とはいえかなり寒かったのです。 このとき、守谷さんは窯出しの直後で様々な茶碗や花入れを出してくれたのですが、瀬戸黒茶碗の1つを除いて気に入ったものがありませんでした。守谷さんの窯を見学させてもらったり、3人でやきもの談義を楽しんで、帰りがけにこの花入れを譲っていただきました。守谷さんによると、この花入れは3回も窯焼成をしたため大きなヒビが入ったのとのことです。自然釉の掛かり具合にこだわった結果でしょうか。幸いに内側の釉薬によって水は漏れません。
このとき大萱の地はしんしんと冷えていました。そんな思い出のある花入れで、やはり桃の花が映えるのです。
 残った桃の枝は宇田川抱青の白萩手桶花入れに入れて私の枕元に置いています。 この花入れは高さが40cmもあって大きいです。したがって、長い枝をそのまま入れることができます。 まるで、頭上に桃の木があるような感覚、春の野山で陽だまりの桃の木の下で昼寝を楽しんでいるような気分を味わいました。


美濃伊賀花入 守谷宏一
桃と美濃伊賀花入 守谷宏一
白萩手桶花入 宇田川抱青
桃と白萩手桶花入 宇田川抱青
桃を見上げる
桃を見上げて

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