愛車だより 2022年

"グランドツーリング"という言葉を久しく聞いていなかったが、最近、スバルのTVコマーシャルにこの言葉が出てきて嬉しくなった。母が亡くなってしばらく呆然自失していたが、愛車でどこまでも走り続けるようなグランドツーリングをしたいと思った。
49日が明けた10月22日に奥会津へツーリングに行くことにした。
朝、4時30分に松戸の自宅を出発し、東北自動車道の西那須野塩原ICで降りて山中の"回顧の吊り橋駐車場"で休んだ。ここから西に向かい 鄙びた塩原温泉温泉街を通って、日光と会津田島を結ぶ国道121号に出て北上する。このあたりは谷が深い山岳道路であり運転していて楽しい。やっとツーリングらしくなってきた。
広く開けた会津田島に出てコンビニで休憩する。駐車場の脇には会津鉄道の線路が走っている。
会津田島から国道298号をひたすら西に向かう。少し開けた谷あいの道を上流に向かう。途中、かつて登った七ヶ岳や駒止湿原への林道の起点を過ぎる。上流のトンネル手前の山肌の紅葉が絨毯のようで素晴らしかった。車を止めて写真を撮る誘惑にかられたが先はまだまだ遠い。
山肌を穿つトンネルを抜けるとT字路に出る。ここを左に曲がる(国道401号)と三岩岳、会津駒ヶ岳、さらに尾瀬へ至る。今回は右折して国道289号を北西へ進み只見町を目指す。このルートは景色が良いわけでなく、これといった山もなく少し淋しい感じがした。少々運転に飽きた頃、会津蒲生駅近くの駐車場に到着した。自宅から270Km、所要時間は4時間30分ほどであった。
それから、思いのほか厳しい蒲生岳登山をして、会津田島、湯の上温泉を経て羽鳥湖高原まで行った。会津蒲生から羽鳥湖高原まで100Km、所要時間は2時間であった。
さて、購入して28年になる愛車の状況について述べたい。
2019年にエアコンが効かなくなってエアコンのガスを充填したのだが、2021年にはそのガスも漏れてしまい エアコンが効かないまま運転した。これは大変なことで、夏の日中を避けたのはもちろん、福島県の山小屋に行くときなどは朝5時の涼しいうちに自宅を出発した。そういえば、昔 乗っていたの軽自動車(スバル360やレックス)にはエアコンは付いていたのだろうか? 今夏はさらに猛暑になりそうだし、そろそろ友人を誘って益子へやきもの探訪に行きたいし、柏市の老健に入所している母との面会にも自動車で行くことになるので、6月にエアコンのガスを入れることにした。今回は、ガス漏れの箇所を特定できるようにガスを完全に抜いた上で新たに色素入りのガスを充填した。ガス漏れ箇所に色が付くと言う。ただし、古い車なので、ガス漏れ箇所を特定できてもその部品がすでに廃番になっているかもしれない。それでも修理できる可能性があるならと作業を依頼した。さすがに、今夏の猛暑にエアコンの効かない自動車に乗るのは熱中症になる危険があった。6月にガスを充填して良かったと思った。
もう一つ、フロントウインドウの下部(ワイパーの基部)にあるプラスチックのカバーが割れてきた。プラスチックの経年劣化である。このままでは雨がエンジンルームに流れ込んでしまうのでテープで補修することにした。防水性があり厚手のものを探していたら、呉工業のゴリラテープという防水補修テープがあってこれを貼った。
あちこち つぎはぎだらけの自動車だが、やはりこの車でのツーリングは楽しい。





