三度目の正直 ノモス NOMOS ORION
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今回は、最近のドイツ時計 ノモスの話をする。ノモスの時計は実に3つ目である。
最初のものは10年ほど前にタンジェント デイト(TANGENTE DATE)の中古を購入し、次はラドウィッグ (LUDWIG)というモデルを新品で購入したが、合わなかったため あまり使わずに手放した。ともにムーブメントはプゾー7001をノモスが改良したもので、金色の美しい機械である(下記写真)。自分に合うかどうかは、やきものと同じで使ってみないとわからない。時計は高価なので 購入前にレンタルが可能で確認できるとありがたい。
 最近 オリオン ローズ (ORION ROSE)を購入した。そのデザインは 愛用しているIWCのポートフィノに似ていることから、少し差別化した方が良いと思って 薄いピンク色の文字盤に 金色の針とバーインデックスのローズというモデルを選択した。
何故、よりによって相性の悪いノモスを購入したかというと、ドイツのグラスヒュッテで造られた時計が欲しくなったためである。というのも、私はドレスデンに学会で1週間ほど滞在したことがあって このザクセン州の古都の雰囲気が好きだった。この時、友人と苦労してマイセンには行ったが、グラスヒュッテへの時計旅行には行きそびれたのである。
 さて、オリオンは私にとってすがすがしい時計である。時計をしていることを意識させない皮ベルトの付け心地は言うまでもないが、時に時間を見ると 究極のシンプルで美しい文字盤を「いいな」と思う。直径は35mmだが、ラグが細長いため時計が大きく見えるのも特徴である。この薄いピンク色の文字盤は 青色のワイシャツに映える。やっと、自分に合った時計を見いだせたようでうれしくなった。

タンジェントの旧機械
タンジェント(旧モデル)の美しい機械
オリオン
美しいオリオン ローズ
ドレスデン 聖母教会
聖母教会(ドレスデン)