ドイツの良心 DUFA
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シチズン時計のムーブメントを製作し、外販もしているミヨタ社のムーブメントCal.9015を調べていたら、ドイツのDUFA(ドゥッファ)に搭載されていることを知りました。DUFAの時計は10年ほど前に御徒町の時計店で取り扱いを始めた頃から知っていましたが、当時あまり良い印象を持っていなかったようです。 ミヨタのこのムーブメントは、高振動28800回/時、姿勢差30秒以下、日差-10~+30秒といった高精度であり、厚さ3.9mmと薄く実用的にも優れていると言われています。国内ではKnot(ノット)、OUTLINE(アウトライン)や KARL-LEIMONといった Made in Japan の時計ブランドでも採用されています。
ここ十数年で有名な海外の腕時計の値段はびっくりするほど高騰しました。おそらく、材料費や使用しているETAムーブメントの価格高騰によるものだと思います。例えば、私が20年前に中古で購入したクロノグラフは、現在の価格の方が高いぐらいです。 ところが、最近 日本製のムーブメントを搭載して比較的安価に製品を造る海外の時計メーカーが増えてきて、そのURLを見て楽しんでいます。DUFAはその先駆けであったと思います。そして、DUFAの機械式時計はその中でもミヨタのハイスペックのムーブメントを使用しており良心的です。
 今回紹介する時計は DUFAの機械式時計 Gunter Automaticというモデルです。この時計はDufaの自動巻の中でもスポーツウオッチとしての位置づけです。あまりにシンプルすぎて日本では売れなかったようです。私は実物を見ないでインターネットで購入しました。そして実物を見てその造りの良さに感心しました。白文字盤にブルーの針が冴えます。蛍光が埋め込まれたバーインデックスや〇ドットがアップライトに配置されています。特に感心したのがバーや〇ドットの端面の美しさです(下の写真の端面の輝きを参照ください)。こういったことはインターネットの写真を見てもわかりずらいところです。また、ソリッドで緻密な造りのメタルバンドも好印象です。 この時計のガラスはサファイアクリスタル、防水性能は5気圧、そしてムーブメントは上述したミヨタ Cal.9015を使っています。 私はこの時計を気に入っていて、オートバイに乗るときやテニス観戦のときに着けています。
残念ながら、輸入代理店や御徒町の時計店では取り扱いを止めて在庫処分をしていました。 今回、時計の写真を撮っていてなかなかこの時計の良さをアピールできなくて歯がゆい思いをしました。実物を観て触れて感じたことを他人に伝えるのは難しいことですね。 私はやきもの造りをしていますが、自分としては会心の作と思っていてもそれが他人にはなかなか伝わらないことが多いです。

Dufa 丁寧な造り
 丁寧な造り
DUFA Gunter Automatic
 良さが伝わらない全体写真