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私の作品集と収集品を紹介致します。

円相志野茶碗

志野 円相茶碗 型番s1106

勤めていた会社の文化展にて入賞した作品です。
この茶碗の絵付けは、何度もやり直しました。茶碗の姿にふさわしい絵が見いだせなかったからです。 かれこれ4年がかりで完成しました。
口縁の緋色がとてもきれいです (写真4)。

志野〇△茶碗

志野 〇△茶碗 型番s1207

どちらを表にしても良い茶碗です。
山の絵は、2005年夏に長男と燧ヶ岳に登ったときをイメージして描きました。
池塘と木道、背後の大杉山の山容、そして高山直物と、素晴らしい1日でした。

志野ナスの絵茶碗

志野茶碗 型番s1307

内側の釉薬のひび割れ、高台の炎による「こげ」、なすの絵が、この茶碗の特徴です。
実家にて自分用に使っています。 他人には、欠点ばかり目立ってしまうでしょうが、作者しかわからない良さというものもあります。

志野 山の端茶碗

志野茶碗 山の端 型番s1410

この筒茶碗は、妻にプレゼントしました。
軽く、お茶が大変おいしい茶碗です。
全体的に抑えられたピンク色をしています。 高台はもぐさ土がきれいに発色しています。
この茶碗も絵付けが決まるまで数年の歳月がかかりました。

瀬戸黒茶碗

志野茶碗 型番s1515

志野らしくない茶碗ですが、これはこれで渋くて良いのではないでしょうか?  上から見ると「おにぎり」の形をしています。
 高台を見るとよくわかるのですが、還元炎が強すぎるのと、焼成温度が高いためと思います。 ここ数年、大窯での焼成がうまくいっていません。 以前は多治見商工会議所、意匠研究所などが主催して焼成していたのですが、 2008年から民間業者が運用することになったためかと思います。

志野 山の端茶碗

志野 山の端茶碗 型番s1608

大振りでゆったりとした茶碗です。
この茶碗は大窯にて2回(2008、2010年)焼成しました。 それでも緋色はあまり出ていません。
志野釉は溶けないでカサついていますが、それが風情になっています。 特に、高台周りの焼きは最高です。

志野 鶴の絵茶碗

志野 鶴の絵茶碗 型番s1706

躍動感のある鶴の絵を描きました。
小ぶりの茶碗ですが、口縁から内側にかけて緋色が美しく出ています。

瀬戸黒茶碗

志野 柿の絵茶碗 型番s1807

ろくろ目のゆったりした茶碗です。
窯変しており、緋色が強く出ています。 個人的には、緋色が抑えられた新雪のような志野が好みですが、 こればっかりは自然のなせる業です。 緋色が出たことに満足すべきです。
高台の土味が良いと思います。

志野 山の端茶碗

志野茶碗 型番s1909

ランの花を描きました。
包み込むような形で、手取りの良い茶碗です。
緋色というよりも全体的にピンク色をしています。 土はもぐさ土ではなくて、水肥した志野土をつかいました。

ねずみ志野茶碗

ねずみ志野茶碗 型番s2513

亀甲模様の鼠(ねずみ)志野です。 この年の志野は還元炎が強すぎて(汚くなって)全滅しましたが、 この鼠志野だけが何とか残りました。 焼きがとても良いと思います。 特に、高台の炎の跡を見ていただきたいと思います。
 姿は少々硬すぎているかと思います。 加藤清三氏の鼠志野を参考にすればよかったですね。

令和元年の志野茶碗

令和元年の志野
 型番s4619

令和元年(2019年)11月に多治見の大窯で志野茶碗を4椀焼成しました。
今回は、実に2010年以来 9年ぶりに満足できるものが1つ取れたのです。経験から、気に入ったものが1つでもできればその窯焼成は大成功なのです。

令和2年の志野茶碗

志野茶碗 大筒 型番s4720

2020年11月に多治見の大窯で志野茶碗を2椀焼成しました。Blog 「コロナ下のやきもの造り」で紹介しました茶碗です。
外径14cm、高さ10.5cmほどでかなり大振りです。しかし、重量は軽く、手取りは良くできています。2か所ほど大きなひびが内側から外側に貫通していましたが、漆で補修しました。暖かな筒茶碗で冬にお勧めです。

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