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私の作品集と収集品を紹介致します。

北大路泰嗣作 瀬戸黒茶碗

北大路泰嗣作 瀬戸黒茶碗 kit01

私が初めて購入した茶碗です。 観る方向によって姿が変化します。
引き出し焼成時にできた爪の跡、べっとりとした瀬戸黒釉薬の調子、口縁のたおやかなうねり、 豪快な指跡、高台部の素晴らしい土味。 そして、内側にできた釉薬がかからず、土が露出した部分(写真3)といい、 すべてが素晴らしい茶碗です。

瀬戸黒茶碗 里帰り

瀬戸黒茶碗 里帰り 品番b0198

この茶碗は、一度人手に渡って、縁があって戻ってきたものです。目的をもって一途に造っていたころの作品ですが、その後これ以上のものができません。土は 志野 橋の絵茶碗と同じ「もぐさの上層土」ですが、もう手に入りません。
落ち着いていて、お茶がおいしい茶碗です。

瀬戸黒茶碗 寒別れ

瀬戸黒茶碗 寒別れ 品番b1321

2021年1月に冬用の茶碗として造りました。「寒別れ」とは、節分前に粉雪が舞うことを言うそうです。

瀬戸黒茶碗

瀬戸黒茶碗 品番b02uk

高台が極めて低く、腰が底部からほぼ垂直に立ち上がったこの姿は、桃山時代の瀬戸黒茶碗の意匠を踏襲しました。
この茶碗でお茶を一服したことはなく、中に灰と入れて仏壇の線香立てに使っています。 立派に見えます。

瀬戸黒茶碗 野ざらし

瀬戸黒茶碗 野ざらし 品番b05uk

私にとってこの茶碗はかなり斬新です。
竹筒を歪ませたような形をしていますし、瀬戸黒釉薬がまるで流星雨のようなカイラギになって流れています。
また、付け高台がかわっています。数年間 野ざらしにしてほっておいたため、高台部の土味が古色を帯びています。

瀬戸黒茶碗

瀬戸黒茶碗 品番b03uk

初期の頃の作品で、半筒形の茶碗です。
陶芸家の指導を受けて、初めて瀬戸黒の釉薬を調合しました。
茶碗正面に「かいらぎ」も出ており、見どころになっています。

瀬戸黒茶碗

瀬戸黒茶碗 品番b06uk

先のb03ukと同じ窯焼成ですが、こちらの方が少し小ぶりです。
「かいらぎ」も出ており、見どころになっています。

瀬戸黒茶碗

瀬戸黒茶碗 品番b0408

少し控えめですが、瀬戸黒茶碗としての理想の姿です。付け高台に愛嬌があります。

瀬戸黒茶碗

瀬戸黒茶碗 品番b11uk

こちらも初期の頃の半筒茶碗です。私はこの形が大好きです。 見込み側の底にひびがありますが、漆で補修してありますので お茶の漏れはありません。 釉薬の調子など豪快です。

織部黒茶碗08

織部黒茶碗 品番o08uk

ここから織部黒の茶碗になります。
この茶碗のどろーとしていてコールタールのような釉薬の調子が好きです。 桃山時代のものにも、こういったものがあります。 また、口縁の帯が全体を引き締めています。
軽く、使いやすい茶碗です。 高台は2重高台にしました。

織部黒茶碗

織部黒茶碗 品番o0708

堂々とした姿の織部黒です。
岐阜県陶磁資料館にて桃山時代の豪快な織部黒を見て感化されて造ったものです。 カサついた釉薬、姿といい、少しは作者の意図が出ているかと思います。

織部黒茶碗

織部黒茶碗 品番o09uk

特徴はありませんが、落ち着いていて手取りの良い茶碗です。
釉薬は漆黒でよい雰囲気です。また、高台の土味も堪能できます。

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