アイスクリームの器
2025年9月投稿
今年は暑いうえに湿度もあり、ひと仕事を終えて休憩したり、外出先から帰宅したときにアイスクリームを食べるのが習慣になってしまいました。熱った体を冷やすのに良いのですが、急にお腹を冷やすと脂肪が付いて太ってしまうのが気になります。
通常、アイスをガラスの器に盛ると思いますが、わが家ではやきものをよく使います。ただし、志野や萩焼の器は汚れやすいので、比較的汚れにくい益子焼や唐津の皿や向付をよく使います。予め冷凍室に器を入れてきんきんに冷やしておくと最高です!
ガラスの器より

グラスを使う
益子の「加乃や」という陶芸店でガラス作家の個展をやっていて購入したものです。私はカラフルなガラスの器を見ると欲しくなってしまいます。

花をデザイン
こちらはオーソドックスなガラスの器です。口縁が花びらの形になっていたり、中心部の色合いが楽しいです。
笠間、益子焼のやきものを使う
アイスにやきものの器を使うとは「邪道」と言われそうですが、けっこう楽しいものです。
わが家では煎茶を湯呑みで飲みますので、汲み出しを使う機会がほとんどありません。そこで、今回アイスを盛ってみました。

汲み出し
手前の汲み出しは笠間の陶芸店で購入しました。姿形が凝っていて、私はイタリアのDomoを想起します。色合いも大理石がくすんだ色ですね。この汲み出しはびっくりするほど安価でした。 後方の汲み出しは、南会津から三本槍登山に行ったときに街道のそば屋で購入したものです。焼きがすばらしいです。旅の思い出の品です。

粉引き三角向付
これも益子の「加乃や」で購入しました。5個組の向付です。 粉引きは汚れやすいため長年使わずにしまっていたのですが、今年からアイス用に使うことにしました。
唐津の向付を使う
唐津の器は、陶芸家との出会いや、唐津の窯場探訪のときに購入したものがほとんどです。

中川自然坊 柿のへた向付
中川自然坊氏が病気を患った後、2010年5月に黒田陶苑で復帰されたときに購入したものです。
赤褐色の胎土で大好きなものです。このときの図録も大切に持っています。

西岡良弘 斑唐津向付
西川良弘氏の凌雲窯を訪問したときに登り窯の上の置いてあったものをいただいたものです。
このときのエピソードは Blog「唐津の陶芸家」にまとめています。
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岡本作礼 唐津舟形向付
作礼窯には友人と2回訪問しています。この向付は初めて訪問したときに購入したものです。
斑釉と黒釉の掛け分けのコントラストが素敵ですし、アイスを食べるのに理想的な形だと思いませんか?


